[K-razy]
どこの誰が来ても驚かねぇ
俺はそのためステージに立ってる
アイドルのラッパーにパイルドライバー
カマしてくだけ
男女? 関係なし
俺たちは垣根越えて行くぜ
言葉交えるファイター
咲いて散る花
[MIRI]
男女関係ねぇ まぁ確かにそうだ
しかも私はアイドル
でもオマエは CD何枚売ってんだ?
こっちの方がデカいとこでやってんだ
こういうデカいとこで
私の方が絶対慣れてるって言ってんだ
まぁ 確かに男女も関係ねぇ
でもアイドルって言えばヤベーだろ?
だって私が出るって言っただけで
そんな感じでアイドル背負って来たぜ
[K-razy]
Yeah 未だにマスメディアに頼り切ってばっかじゃダメ
俺はそう 名前の無ぇとこからここまで来た
1,000人沸かせるラッパーだ
おめーがでけぇステージでやってんのかもな
俺も変わらねぇぜ
三日後に新木場COASTでやってくるわ yo
[MIRI]
Yeah メディア名前がなかった
私だってなんも名前ねぇよ
ライムベリーの事務所知ってるヤツいっかよ?
誰もいねぇだろ?
私だって一から全部上から上へ
全部やってきてるラッパーなんだよ
Yeah そこら辺 全然 感謝してやってるぜ
私だってこうやって
今手に入れることに感謝
Yeah 私だってSTUDIO COAST
そんなの簡単だ
私がワンマンで埋めてやるよ
概要
8小節2本
ビート: dj honda feat. Mysonne / All I Need is Love
勝者: なし(延長へ)
解説
戦極MC BATTLE 第13章 BEST64 K-razy v.s. MIRI
今回は戦極13からこちらの一戦を取り上げたいと思います。
開催前から話題になっていたライムベリーのMC、MIRIの参戦。対戦することになったのは大阪のK-razyで、UMB本選を数日後に控えたファイナリストという、正真正銘の実力者です。
バトルのキャリアが無いアイドルMCが、初出場のどこまで通用できるのか非常に注目を集めていました。
そしてバトルの内容ですが、K-razyの方は変なトゲトゲしさの無い、正面から向かってくような熱いバースを吐いていきます。
それに対しMIRIのファーストバース、「私はアイドル でもオマエはCD何枚売ってんだ?」とこちらもインファイトなスタイルです。
当初の心配や不安をよそに、実際にフタを開けてみるとこの時点ですでにいいバトルになる予感が高まっていました。
特にMIRI2バース目、「私だってなんも名前ねぇよ ライムベリーの事務所知ってるヤツいっかよ?」というところはこのバトル一番のパンチラインで、その辺のバトルMCもかくやという感じではないでしょうか。
アイドルであることを武器にしつつ、果敢にK-razyに向かって行く姿はある種感動的ですらありました。
大方の想像以上に盛り上がったこの試合ですが、なんと判定は割れて勝負は延長へ。
UMBファイナリストを相手に一歩も引かないMIRIの姿勢も高く評価されての結果だと思いますが、それでもこの結果には素直に驚きました。
また、K-razyも相手の良さを引き出すように試合を運んでいたように思うので、その辺りも含めて戦極らしい感じだと思います。
続く延長戦の模様は以下のリンクからご覧ください。
[戦極第13章] K-razy v.s. MIRI 延長
※ サラリーマン? あとはフリーザ?
サラリーマンは同大会出場MCのBOZ、フリーザは我次郎MICのことを指していると思われる。
※ ニュースにもなっちゃうんだぜ?
ライムベリーMIRI、戦極MCバトルへの挑戦 – AllAbout
※ 三日後
12/30に開催されるUMB2015本選のことを指す。
※ ライムベリーの事務所
株式会社パーティクル