[戦極MC BATTLE 第6章] Andersen v.s. KOPERU

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Andersen v.s. KOPERU

戦極MC BATTLE 第6章 1回戦 Andersen v.s. KOPERU

戦極MC第6章_KOPERU_vs_ANDERSEN_2

今回は戦極6章からこちらの試合を紹介したいと思います。

[Andersen]

ちょうど去年の今頃だったな

オマエの社長に中指立ててやったぜ

そんな調子 そんな奴と俺は

こういうヤツを狩るのが役目

そう 人が作った泥船に乗り込んで

何がDream Boyだボケ

そんな調子 見せてく感じ

オマエはどんな調子だよ hello


[KOPERU]

OK どんな調子だ? Andersen

の横横 どこぞのMCより

もっともっとrapしててぇっていうことだけだ

オマエが泥船に乗れ バカ

それぐらいな感じ 俺だってrappin’ どこまでいける?

これはただ単にケースバイケースの話だろ

オマエのrapだけで行けると思うな


[Andersen]

Yo ライムもフローもいいけど

何か グッとくる何かが足りない

言葉にならない何かを

言葉で伝えるのが俺らの役目だろ?

そんな調子 見せてくだけさ

貯めた言葉じゃない これ即興

オマエの核心ならすぐに突く

マイクが似合わない 鈴木福


[KOPERU]

Ah 鈴木福くん オマエを捕まえる子ども警察

どこまで偵察してんだ? 俺のこと好きか

死ね このバカ ハゲ

俺のやつき まるで若ハゲ

なってないぜ鷹みたいにオマエに爪立て

まるで冷たい目

で見てるオマエの観客だけ


[Andersen]

Yo 感覚だけ

そうやって可愛い子ぶるのがマジで 超ダセぇ

なんて言いながらフリースタイル

今日も羽伸ばしてこのまま fly high

不甲斐ない試合なんて出来ないぜ

俺には先輩と交わした約束がある

それを果たすためにはさ

こんなところで負けられねぇんだわ


[KOPERU]

負けられねぇのは俺だって同じだ

関係ないぜ マイク持って

会話することでやりたいだけ

ハラハラすんだよこういうバトルで

だって俺だって手にとったマイクで

テリトリーだって荒らしていきてぇよ

戦極MC 俺だってMC

オマエは撃沈 ここで降りろよ

概要

8小節3本
勝者: Andersen

解説

戦極MC BATTLE 第6章 1回戦 Andersen v.s. KOPERU

戦極MC第6章_KOPERU_vs_ANDERSEN

今回は戦極6章からこちらの試合を紹介したいと思います。

それでは早速試合の方を見ていきます。

Andersenの1バース目、「オマエの社長(KEN THE 390)に中指立ててやったぜ」に始まり「人が作った泥船に乗り込んで何がDream Boyだボケ」とKOPERUの所属レーベルを泥船呼ばわりな上、社長ともどもこっ酷く攻撃。清々しいくらいに嫌〜なdisをぶつけていきます。ナイスです。

一方のKOPERUはさすがにビートに乗りまくるスタイルで非常にスキルフルなrapで応戦。また「オマエが泥船に乗れ バカ」とアンサーも返します。

「バカ」なんて小学生の口ゲンカばりにボキャブラリーもなにもない言葉ですが、これを見た目のあどけないKOPERUが言うと不思議とハマります(笑)

Rapスキルもさることながら、ちゃんと自分のキャラクターを踏まえた言葉選びという点も彼の強さの一つなんだと思います。さすがです。

戦極MC第6章_KOPERU_vs_ANDERSEN_3

続く2バース目、先攻のAndersenも負けていません。

最後の小節で「オマエの核心ならすぐに突く」「マイクが似合わない 鈴木福」というこの試合一番のパンチラインが飛び出します。

見た目disやキレイなライミングの他、「マイクが似合わない」という言葉の与える印象もまた強烈です。ネタだとしても明らかに対KOPERU用ですねこれは(笑)

その後も「死ね このバカ ハゲ」だとか「可愛い子ぶってるのが超ダセぇ」だとか小学生のケンカlikeな応酬が続きますが、それでも二人ともrapは本当に巧いです。

「バチバチな試合」という感じでもないですが、双方一歩も譲らない楽しいバトルが展開されていきました。

戦極MC第6章_KOPERU_vs_ANDERSEN_4

そんな中で試合が終了しますが、結果はなんと先攻のAndersenの勝利。本人も勝てると思ってなかったようで、驚きながらもガッツポーズです。

やはり「鈴木福」の件が効いていたのでしょうか。KOPERUはまさかの一回戦敗退となってしまいました。

※ オマエの社長

KEN THE 390。KOPERUの所属レーベル「DREAM BOY」代表。

※ 鈴木福

日本のタレント。

※ コドモ警察

日本のテレビドラマ

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