[UMB2016] JAKE v.s. 句潤

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JAKE v.s. 句潤

UMB2016 二回戦
島根代表 JAKE v.s. 神奈川代表 句潤

今回は発売直後のUBM2016からこちらのバトル。JAKEと句潤という前年UMB2015で活躍したMC同士の戦いとなります。

[JAKE]

Yo 待ちに待ったこの舞台

2年連続 自然減速なんてしない

勘違いしちゃダメ

大フォボス じゃなく大本命

生まれた時から 俺はここに

立つことを約束されていたようだ

Coolな句潤さん 熱くさせよう

まず 先攻で俺がカマそう


[句潤]

言葉なんかエンドレス

俺は 音に乗っかってく

Take da one, shake the JAKE

俺なら倒して首狩ってく

遊ぼうぜ 一緒にやれてるこの舞台を

UMB 皆がdancin’

俺飛ばすし 合わすhands in air


[JAKE]

言わずと知れたフロー巧者

でも滑ってるスノーボーダー

残念だな 残念だな

俺に勝つためには3年

まだまだ足りない

残念 おんなじフロー

でも毎回一緒 解体新書

切っても切っても 金太郎飴

Wack MC 死んだ方がええ


[句潤]

死んだ方がええ でも

また再生 リラクゼーション 生き返るだけ

Yeah yeah yeah yeah yeah

俺はフロー巧者じゃねぇ より自然体です

なにもわかってないな 自然に出るもんがあんだ

判断 クソwackフロアに戻って

俺の試合にしとけよHands up

概要

8小節2本
勝者: なし(延長)

解説

UMB2016 二回戦 島根代表 JAKE v.s. 神奈川代表 句潤

今回はUMB2016からこちらの一戦です。どちらも前回大会でも目覚ましい活躍をした地元の顔とも言えるMCです。

さて試合の方ですが、このバトルは乗りやすいビートにそれぞれ自分のrapをぶつけるところから始まります。まず先攻はJAKEから。言いたいことはいいつつもオーソドックスにライミングを重ねていき、立ち上がりとしては穏当な内容になっています。

また、JAKEはバトルの中で時々哲学っぽいというか詩的めいたラインが出ることがあると思うのですが、今回も「生まれた時から〜」の辺りは唐突に内省的な感じになったりと、とてもこの人らしい感じがします。

続いて後攻の句潤。こちらもスタイル全開で、1バース目冒頭のラインからあの特殊なビートアプローチで気持ちのいいrapをしていきます。

最初はポツポツと言葉を落としていく感じで始まりますが、そこから緩急・強弱をつけていくまでが早く、ビートを掴むのが本当に上手いです。

内容の別にしても、ノった状態で緩急をつけたラインが出てくると音楽的に心地よく聞こえるので、それだけで会場も上がってしまいます。

そして歓声がわくことでrapもさらに勢いが増していくという感じで、句潤のようなタイプのMCは好循環が生まれやすく、ノせたら強いMCなのですが、この試合も割とそんな感じで進んでいきます。

そして後半の2バース目。先攻のJAKEは「言わずと知れたフロー巧者 でも滑ってるスノーボーダー」という試合の流れに即したアンサーを見せていきます。これはストックではあるのでしょうが、露骨なネタという感じがあまりしないのはタイミングと流れがピッタリ合っていたからかもしれません。

その後も「おんなじフロー」「毎回一緒」など、句潤のスタイルに関するdisをライミングを適度に交えつつ吐き出していきます。フローで言うと句潤が目立つのであまり目がいきませんが、JAKEもビートアプローチはかなりのものです。だからこそrapもスムーズに聞こえ、無理を感じさせません。

ラストには「おんなじフロー」の流れから「金太郎飴」「死んだ方がええ」と話題の流れ的にもライミング的にも非常にバランスのいいdisで着地します。この辺り地味にすごく巧いんですよね。素晴らしいですJAKE。特に文脈的な連続性という部分は意識できるMCもそう多くはないので、JAKEのバランス感覚が際立って見えます。

そして後攻の句潤2バース目。1バース目に引き続いてノリノリです。特に「Yeah yeah yeah yeah yeah」の辺りなど、ビートから外れない程度にフローを切り替えたり、とても器用にrapしているのが印象的です。

また、「なにもわかってねぇな 自然に出るもんがあんだ」など、自身のスタイルに関する考え方もしっかりと言葉にする場面もあり、通してみるとけっこうちゃんと対話になっていたりして、そういった要素もこの一戦をより面白いものにするのに一役買ってます。

そして極め付けは最後のラインで、フローはそのままに「フロアに戻って俺の試合にしとけよHands up」という余裕に構えたサラッとdisで締めくくる感じも非常に句潤のキャラが出ていて、最初から最後まで中身とスタイルが詰まった密度の濃いrapが展開されてたんじゃないかと思います。

そんな感じでどちらも素晴らしいパフォーマンスで、スキルのコンペティションもありdisの応酬もありの非常に楽しい一戦となりました。これやってる本人たちが一番楽しんだのかもしれません。そんなバトルでしたが結果は延長。そんなわけでそのまま延長戦に持ち越しとなりました。

ちなみに句潤ですが、やっぱりこのフローの部分は文章で表現するのが難しいですね。私も内容なんてあまり聞き取れてないですが、それでも抑揚や言い方ひとつで大勢を盛り上げるrapができるのがスゴいのです。それも相手がいるバトルの中でそれをやってのけるのだから一層ですよね。

[UMB2016] JAKE v.s. 句潤” への5件のフィードバック

  1. これ見たかったリリックだったので嬉しいです!これの再延長とbase vs ムートンの延長もお願いします!

    • > のーねーむさん

      コメントありがとうございます!
      このバトルいいですよね、延長も近日アップしたいと思います!

  2. この試合良すぎますよね
    句潤vsじょうの試合お願いします

  3. クソワックマン

    このバトルは聞き取りずらいんですよね~~~
    私もJAKEの「大フォボス」はダイフォボスとしか聞こえないしダイモス・フォボスで火星の話でもしてんのか?って感じです……

    句潤1バース目の
    「俺なら倒してく2番手」は「俺なら倒して首狩って (く)or(る)」

    句潤2バース目の
    「判断」は「Hands up」

    JAKE1バース目の
    「大本命」は「大口径」

    の様に聞こえますが如何でしょうか?

    • > クソワックマン さん

      コメントありがとうございます!

      部分的にかなり聞き取り箇所ありますよね。「俺なら倒して〜」の箇所は修正させてもらいました!感謝です!
      また「Hands up」は発音と、その前にすでに「判断」と言っていることから現状がベターなのかな・・・という感じです!

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