[UMB2015] GOTIT v.s. CHICO CARLITO

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GOTIT v.s. CHICO CARLITO

UMB2015 BEST16 茨城代表 GOTIT v.s. REVENGE代表 CHICO CARLITO

UMB2015_CHICO_CARLITO_vs_GOTIT

今回はUMB2015からこちらの一戦を取り上げたいと思います。

前年決勝まで進んだ優勝候補の一角である茨城代表のGOTITと、最も勢いのある本選初出場のチコカリートのマッチアップです。

それでは試合の模様をご覧くだささい。

[GOTIT]

そもそもセコンド連れてくんじゃねぇよ

こちとら一本 裸一貫で挑みに来たぞ

Ei yo あんなキャラクターいらねぇだろ

自分のスキルで来いよ

試しに来たぜ おめぇその前に沖縄も獲れねぇで

地元もできねぇリベンジ ふざけんな

沖縄の熱さ 昨日の40度の熱よりもまだマシだわ


[CHICO CARLITO]

セコンドのシステムはUMBちゃんとあるから

それ使ったまで わかってないのはオマエだぜ

わかってねぇなあ 先輩の背中を見て 背中を借りて

その背中越えていくんだよ

そして背中預けられるマイメンだ バカにすんな


[GOTIT]

土俵が違うだろ あれは9sariだ こっちはUMBマジでなめんな

Yo レペゼン 何回出てもこの場所に立って 今年は1番を獲るぜ

やべー景色を見るために掴んだmicrophone

裸一貫 誰にも負けらんねぇ

チコ まだまだ来年挑みな GOTITには今年は勝てない


[CHICO CARLITO]

まだまだ来年? 俺は目の前のチャンス 絶対逃さねぇ

それ証明 してるだけ その先 カベは高ぇぜGOTIT

一位になりたい? それお互い様 様々また街から街

リベンジ代表 ちゃんとそれも背中に背負って

背中押されてんだよ

概要

8小節2本
勝者: なし(延長へ)

解説

UMB2015 BEST16 茨城代表 GOTIT v.s. REVENGE代表 CHICO CARLITO

UMB2015_CHICO_CARLITO_vs_GOTIT_2

今回はUMB2015からこちらの一戦を取り上げたいと思います。

本選の常連で、前年はなんと決勝まで残ったGOTITと、本選初出場で当時最も勢いのあったルーキー、CHICO CARLITOの組み合わせです。

GOTITの特徴はケンカ腰で語気を強めた熱い内容のrapと、何度も本選に出場することで(GOCCIのDNAの話題や家族の話題等、ドラマを共有することなどで)培ったプロップスにあるかと思います。

一方のチコカリートは持って生まれたリズム感や独特の声質から生まれるフローなどが印象に残るMCです。

本選初出場ではありますが、フリースタイルダンジョンでの快進撃や戦極での黄猿戦、また直前に行われたUMB REVENGEの模様などでその実力は証明済みで、新人と呼ぶことが憚られるほどに前評判が高まった状態となっていたはずです。

UMB2015_CHICO_CARLITO_vs_GOTIT_3

本選終了後、HIDADDYとのインタビューでは、チコカリートは元々沖縄をrepして出場したかったと明かしていました。

しかしそれが叶わず今回リベンジ大会からの出場となったわけですが、それでも「リベンジ代表 ちゃんとそれも背中に背負って」というラインが出てくる辺り彼のこの大会にかける決意一端が垣間見えるような気がします。

同大会出場MCであるDOTAMAも終了後のインタビューで、「予選で負けたいったMCたちのことを考えると、その分責任を感じてまた出場しなければ、と思ってしまう」と言っていましたが、チコの心境も近いものがあるかもしれません。

その場の思いつきの即興と割り切って見てしまえばそれまでですが、この本選が多数のエントリーMCの無念の上に成り立っているという側面に思いを馳せると、この手のラインも決してキレイごとではなく中々ストレートに心に入ってきますね。アツいです。

結果、判定は割れて延長へ。

GOTITはrapの技術的な側面はそれほどでもないですが、限定的なテーマの中でのメッセージのぶつけ合いにかけては一日の長がありますね。

最後まで自分の土俵で戦うことができていた印象です。また、それに乗っかって延長までもつれ込んだチコも中々のものだと思います。

続く延長の模様は以下のリンクからご覧ください。

[UMB2015] CHICO CARLITO v.s. GOTIT 延長

DVD買おうか迷われてる方、迷ってるなら「買い」ですよ(笑)

※ 沖縄も獲れねぇで

今大会、CHICO CARLITOは地元沖縄予選で敗退したため、後に行われた敗者復活のREVENGEにエントリー。見事優勝して本選への切符を手にしていた。

※ 9sari

同年9月に開催された9sari group主催のUMB(別称:KING OF KINGS) GRANDCHAMPIONSHIPのこと。9sari group代表のMC漢(MSC)がもともとUMBの主宰者であったが、所属レーベルLIBRA RECORDSとの確執が生じて離脱。同じUMBの名前で別大会を開催する運びとなっていた。