[UMB2014] Ry-lax v.s. 呂布カルマ

解説

今回はUMB2014 一回戦からこちらのバトルです。

圧倒的プロップスを誇る呂布カルマですが、高校生ラップ選手権出身のRy-raxに思わぬ苦戦を強いられることになります。一方のRy-laxはUMB本選初出場ながら、この舞台で自分のスタイルを出して会場を驚かせます。

特に2バース目の「氣志團か？」のラインでは身振りやステージングで会場を大いに沸かせるのですが、これには観衆や司会の晋平太はおろか、対戦相手の呂布カルマさえ笑をこらえきれずにかなりの動揺を誘っていました(笑)

Ry-laxの善戦もあり、この試合は互角の展開で延長戦へと突入します。その後の延長で惜しくも呂布カルマに敗れてしまいますが、Ry-laxはこのわずかな時間でオーディエンスに強烈な印象を残していきました。

大会ルールで一回戦は8小節2本、延長を含めても一回戦の敗退MCには8×4で正味32小節分しか出番がなかったわけですが、それを考慮するとRy-laxとしてはUMB本戦のステージでいい具合に名前を売ることができたんではないかと思います。

少なくとも私は一発で彼が好きになりました。年代としてはまだルーキーの部類だと思いますが、これからの活躍が本当に楽しみなMCの一人でしょう。

延長戦の模様はコチラに書き起こしていますのどうぞ。