[UMB2011] CIMA v.s. Y.A.S

解説

UMB2011 BEST8 兵庫代表 CIMA v.s. 横浜代表 Y.A.S

今回はUMB2011からこちらのバトルを取り上げたいと思います。個人的大会ベストバウトです。CIMAめちゃくちゃカッコいい！

一方のY.A.Sもこの試合のパフォーマンスは素晴らしく、変に詰まったりすることなくスムースにCIMAとバースを重ねていて、短いですがその分非常に内容が濃いバトルです。

CIMAは今や全国的なプロップスを得ていますが、本試合を筆頭にUMB2011での活躍ぶりが直接的なきっかけだったのではないかと思います。試合の内容でいくとこのCIMAはカンペキです。無駄がなくスムーズなフロー、意味を通したまましっかりライミングできていて、DISも的確、Y.A.Sと比較すると顕著ですが語彙も豊富、熱い、カッコいい。ヤバいです。

一方のYASもビートの勢いをまったく殺すことなくライミングと直接的なメッセージをrapの中に両立させていて、こちらもさすがと言える展開です。「子どもにやるよお年玉」というラインに対して「マジでくれよお年玉」と返すあたりが完全にYASですね(笑)このアンサーは大好きですj。

初出場ながらCIMAもかなりの健闘を見せていましたが、お客の判定により惜しくもY.A.Sに敗れてしまいます。個人的には10:0でCIMAが押していたように思えますが(笑)

とはいえトラックもApacheで双方が完璧なアプローチでしっかりrapしていたため、非常に見応えのあるバトルとなっていました。一回戦、二回戦の8小節2本勝負という短い試合ルールが悔やまれまね。