[ACE]
What up dog? what up dog?
What up dog? what up dog?
こんなザコ2秒で終わらそう
Gotta go, gotta go
Gotta go, gotta そう
お前はBASE だからそう
俺はACE 「B」を足したらBASE
んーん 今日は ACEのペース
お前を消す fuck!
[BASE]
そう 俺はBASE
お前がエース? マジ絶句
こんなヤツ ZEPPでぶちかます
お前ガイジン ブラジル
チンコだけデカいヤツ
CHARLESどうした?
お前帰ってないらしいな家に
般若と仲良くイチャついとけ battiboy!
[ACE]
デカいのチンコだけじゃないよ
アンタより身長も高いよ
見せてやる俺の中身を
財布の中もあったかいよ
家に帰ってない テレビに出ずっぱ帰れない
子どもも二人産まれました
お前ここで死にました
[BASE]
いや 全然死なない
お前のrap 俺 全然効いてない
右肩上がり? お前左肩が下がって
どんどん奈落の底落ちてく
ギア3rd? 逃がさんぞ?
マジ気持ち悪いよ
俺がB BASEでエース, you know me?
概要
8小節2本
勝者: BASE
解説
戦極MC BATTLE 第17章 1回戦 ACE v.s. BASE
今回は戦極17章からこちらの一戦を取り上げたいと思います。名前が似てる対決。
というわけでACE対BASE、8×2です。
試合は先攻のACEから。
What up dog? what up dog?
What up dog? what up dog?
こんなザコ2秒で終わらそう
– ACE
まず冒頭のライン。この「ワラドー」というのはBASEの口癖、頻繁に口にするフレーズでwhat’s up my men?ほどの意味になります。バカにしてますね(笑)
語感もよく上々の滑り出しと言えるでしょう。
また、その後の名前いじりも簡単な押韻ながら、節回しの面白さやおチャラけた雰囲気で場を盛り上げていきます。
続いて後攻BASE。こちらも冒頭の名前いじりに始まり、ひたすらに相手をいじり倒していきます。
お前ガイジン ブラジル チンコだけデカいヤツ
– BASE
これ、普通に考えればいかにも顰蹙を買いそうなレイシズム発言ですが、これで盛り上がるのはバトルの場だからこそですね。
CHARLESどうした? お前帰ってないらしいな家に
般若と仲良くイチャついとけ battiboy!
– BASE
そこから身内を話題にした攻撃が続きます。このゴシップ性と、そこから般若との蜜月を揶揄する性の悪さに会場からも声が上がります。
さらにBASEが言うからこそ醸し出る雰囲気というものもあります。ただ草ネタを言ってるだけじゃない、この「悪口言ってる感」がなんともBASEですね。
そして試合後半。ACEの反撃。
デカいのチンコだけじゃないよ アンタより身長も高いよ
見せてやる俺の中身を 財布の中もあったかいよ
– ACE
ネガティブなdisをポジティブにつき崩すACEらしい内容。この独特なノリに会場の空気もやや傾いていきます。
家に帰ってない テレビに出ずっぱ帰れない
子どもも二人産まれました
– ACE
さらに続けざまに畳み掛けた内容。相手のdisをとことん拾った上でこれ以上ないくらいにポジティブな内容で打ち返していきます。
ここまでくると両者のrapはかなり好対照で、攻めるBASEに対してそれを飄々と受け流すACE、という構図。BASEとACEというキャラの並び以上に、この温度差とその対比はかなり面白いですね。
そして最後のBASE。こちらは変わらず攻撃的な言葉で相手をこき下ろす戦術。
ギア3? 逃がさんぞ? マジ気持ち悪いよ
– BASE
さらにこのライン。これはACEが以前に戦極で放ったラインの引用になっていて、これに大きく歓声が上がります。ようするにオーディエンスもその辺りの背景をよくよく理解しているわけですね。
そして後攻最後に得た勢いを駆って試合を制したのはBASE。ともすると会場を盛り上げにかかっていたのはACEの方でしたが、相手への攻勢と、なによりキャラクターが光っていたのはBASEだった気がします。
口が悪く、そしてどこか憎めないこのBASEの雰囲気はそれで一つの武器になっている感じがしますね。
お前がエース マジ絶句 やろ
流石にリリック間違えすぎでは?
コメントありがとうございます!
すみません、間違いの箇所を教えてもらえますでしょうか?訂正しますので!
まず1つ上で書いとるやん