[ムートン]
哀愁 漂わしてる こんな歌を歌いたい小峰stee
哀愁 漂わしたB-B
黄猿さん首を狩っていい?
なにが見たいかお台場?
Si, si 首を狩る これ答えだ
Shit 火つけるぜまた大麻
Right here, right now
火つけるライター
[黄猿]
オタクの首狩る
いつだって言葉 懐またも突き刺す
それしか出来ない 毛嫌い
速攻で飲み干す 乾杯する感覚
ドラフトビール 今日は優勝目指し
掴み取るだけドラフト1位
Yeah 牙剥く 抜かす
そんなふざけたrapでは誰が上がるか
[ムートン]
ふざけてねぇ 乾杯
アンタとかわす杯?
いやまだ無理
いや そんなんじゃ what the burry
勝つのはもちろん私
生首 枯らして頂戴
お涙 いらない ほら 俺は飽きた
秋が来たよ 冬越える
越冬 ICE BAHN
日 光る mic one
[黄猿]
いや、 違うのは私
俺なりにしゃべるぜ 語る日
かます韻 また咲かすし
オタクはfuck you, shut up
任す韻 俺
東京 俺に任せ 適当
やるだけだ 言葉合わせにな
Yeah どこで決めるか
リスキー ウィスキー飲んで楽しむか
[ムートン]
リスキー ウィスキー disにミスり
BB 足つき 押し付け お墨付きのフロー
こっちにゃ オシワスキ
ケツから上がれねぇって黄猿さん
上がらない I gotta fight
超引いてる
いやもうちょっとこっちの一服 超効いてる
撃ち抜く AK-47 bang!
[黄猿]
Ei-yo ムートン
そんな「さん」とか付けんなよ
殺し合いだろ これはな
速攻退散 まるでNasみたく俺がGod’s son
つかむのは 申し訳ないけど
頂くweed こいつはごっつぁん
Yeah とっつぁん坊や 童話
どうだ 響すなこのフローは
[ムートン]
いや 黄猿さん
ゴメン 何回言ったって黄猿さん
あんた歳以外に俺より一つも上になるもの無ぇもんな
Rhyme & flow 回転不能
Si, si これを抱いて死ね
予測を超える ステージを超える
誰よりも飛べる
Si, これで吠える
[黄猿]
全然あるぜ オタクより俺がアルコール
あと度数とか 及ぼすぜ
速攻殺す 火を灯す
どこまで やるだけで殺す
落とすのは韻 最新
やるだけここで繋ぐのはリング
輝いてみ 楽しんでみ
まぁ磨くのは東京 間違いなし
概要
8小節4本
ビート: オリジナル
勝者: なし(延長)
解説
KING OF KINGS2017 1回戦 ムートン v.s. 黄猿
今回はKOK2017から一回戦。ムートン対黄猿の好カードを取り上げたいと思います。
この試合、マッチアップ的にも俺得な試合なんですが、それに輪をかけてビートがどハマりしていて、メロウかつシリアスな雰囲気が両者に非常にマッチしてバトルの盛り上がりに一役買っていました。
ムートンはウィードの話、黄猿は酒の話と、序盤はそれぞれ思い思いの話題を投下していきます。
どちらのフローもかなりハマっていて、ベストバウト感が高まっていきます。
秋が来たよ 冬越える
越冬 ICE BAHN
日 光る mic one
– ムートン
特にムートン、この辺りのアンサーは一定のフローの中でライミングも混ぜながら即興性の高い展開を見せていく感じで、スキルの面でも奮ってます。
それにしてもムートンの口から「越冬」や「ICE BAHN」のフレーズが出るのも意外な気もしますね。
黄猿がアグレッシブにガナり立てていく中、こちらも相手に負けず劣らずのトップイブザヘッドでさばいてる感じです。
いや、 違うのは私
俺なりにしゃべるぜ 語る日
– 黄猿
個人的には黄猿中盤のメロディアスなフローも相当に好みで、ビートに寄せつつも熱くスピットしていく様は、かつてのバストバウトである戦極10章のCHICO CARLITO戦を彷彿とさせる感じです。黄猿いいです。
[戦極MC BATTLE 第10章] 黄猿 v.s. CHICO CARLITO
ケツから上がれねぇって黄猿さん
上がらない I gotta fight
– ムートン
ムートン そんな「さん」とか付けんなよ
殺し合いだろ これはな
– 黄猿
そしてこの辺りからのやりとりが本試合最大のハイライトでした。
黄猿に対してさん付けのムートンに対して強めに迫っていく黄猿。アツいです。
そこから意味を通す形でNasやムートンの童顔にも触れていたりと、バイブス一辺倒にはならない辺りもまた黄猿らしいです。
いや 黄猿さん ゴメン 何回言ったって黄猿さん
あんた歳以外に俺より一つも上になるもの無ぇもんな
– ムートン
対するムートンのアンサーがこちら。低姿勢で受け止めたかと思えばこの切り返し。ガッツリカウンターを返していて、こちらもアツいです。
全然あるぜ オタクより俺がアルコール あと度数とか
– 黄猿
続いて黄猿4バース目。その応酬の締めがこちらです。
いや、他にもっとあるだろうと(笑)
そう思わずにはいられないのですが、どこまで行っても黄猿は酔いどれを地でいくキャラになってます。
それはともかく、最後までビートを外さない完璧なフローで素晴らしいバトルを展開していたと思います。
とりあえずビートが両者ともハマり過ぎてました。KOKは勝った方がビートをゲットできるシステムになっていますが、どうせならこのビート、この二人で一曲作って欲しいぐらいです。
そしてこの試合、結果的にジャッジが割れて引き分け、勝負は延長に突入します。
確かにrapの技術の点でも、内容的に言っても甲乙つけがたく、非常に良い試合をしていたのではないかと思います。
どちらのパフォーマンスもよかったです。
低姿勢という意味で「歳」ではなく「腰」だと思います(><)
> Alice さん
コメントありがとうございます!
該当の箇所ですが、なるほどそういう解釈もできそうですね。
ただし今回の場合だと、以下の理由から歳・年齢に関する発言だったと見るのが妥当だったのではないかと思ってます。
—
1. その前に展開されていた話題が「さん」付けの件など上下関係に関するものだったこと
2. ムートンの発言がdisであったこと
3. ムートンの発言は「XXXは黄猿の方が上だがrapでは俺が上」といったようなニュアンスと受け取るのが自然なため、「腰」の場合文意が弱まってしまうこと(通常腰は低い=下にくる方が良い)
—
ただしムートンは土台が聞き取りづらく、また大意も掴みにくいところが多いため、それほど自信があるわけではないです(汗)
ともあれコメント感謝です!他、あやしい箇所があれば遠慮なく指摘お願いします!
いえ!返信ありがとうございます
このバトルのムートンの撃ち抜くAK-47 bang!のラインがすごいかっこよくて好きなんです(‘∀`)
> Alice さん
とても良くわかります!
ムートンはキャリアも浅いながら、バースの収束のさせ方を心得てる感じがしますね。
こちらのサイト非常に利用させていただいてます。もしよろしければ春選抜vol.2もお願いいたしますm(_ _)m
> Alice さん
いつもありがとうございます!
はい、春選抜はちょうど先週末にDVDが届いたので気になる対戦から取り上げていく予定です。
もしご希望があればお気軽にどうぞ!
当日もDVD届いてからもかっこよすぎて感動したふぁんく対mu-tonでお願いします笑
コメントありがとうございます!あの対戦もいいですよね、承知です!