[UMB2018 CIY] MC松島 v.s. adam

LINEで送る
Pocket

MC松島 v.s. adam

UMB2018 CHOICE IS YOURS 1回戦 MC松島 v.s. adam

今回はUMB2018 THE CHOICE IS YOURSからこちらの一戦。

[MC松島]

adamくん どうも初めましてですよね?

よろしくどうぞ

もしかして キリスト教関係の方か?

それは知る由もないが

別にもしそうだとしても お前の自由だからそれはいいぜ

見ず知らずの若者をバトルのために

とやかく悪口言うほど落ちてない


[adam]

ここCLUB CITTAだぜ

小箱でできるようなrapならここには要らねぇ

ステージへ迷い込んだ猫に皆んなでHipHop教えてやろうぜ

こいつは借りてきた猫

そいつは勝利を巻き上げたベロ

今でもステージで革命起こすため

今でもここに爆弾落とす halla


[MC松島]

確かにrapはうま目だね

でもそれだけじゃ歌う価値はねぇ

10年前からダークホースやってるオシャレさ

君には理解不可能

CITTAが初めてじゃない意味

キミにはあと何年かかる

わかるまで

だけそれだけ普通のadamくん

キリストの話 関係ねぇのか


[adam]

10年やっててダークホース?

でもみんな踊ってないダンスホール

ハァどうした? 俺はrap showしに来てる

ここにwackは必要はno

必要ねぇMCを消してく

今でも俺は誰よりも巧いテク

キリスト教? あたり前だろ

俺10年前キリストの学校行ってたからな

概要

8小節2本
勝者: MC松島

解説

UMB2018 CHOICE IS YOURS 1回戦 MC松島 v.s. adam

今回はUMB2018 THE CHOICE IS YOURSからこちらの一戦をとりあげます。

いずれも2年連続で選出された人気MC同士の対決です。

それでは早速試合を見ていきます。

ここCLUB CITTAだぜ 小箱でできるようなrapならここには要らねぇ
ステージへ迷い込んだ猫に皆んなでHipHop教えてやろうぜ
– adam

まず先攻の松島が「もしかしてキリスト教関係の方か?」と小手調べ的なバースを吐いたところへadamのこのアンサー。

松島がスロースタートなだけに、このアンサーは有効打として綺麗に決まっていたように思います。

さらにライミングをはじめとしたベーシックなrapスキルの積み上げもあり、1本目は明白にadam優勢で試合が進みます。

そして2本目。先攻松島の反撃です。

10年前からダークホースやってるオシャレさ 君には理解不可能
– MC松島

これは「確かにrapは上手いが〜」という流れからのアンサーで、松島のこれまでのキャリアやそのトリッキーなスタイルを前面に押し出す一節になってます。

愚直なスタイルのadamに対してマトモに勝負をかけず、上から飛び越して抜き去るような松島らしいラインで、さらにプロップスも加わり会場もこれに大きく反応します。ある意味ではズルい戦い方ではありますね(笑)

だけそれだけ普通のadamくん
キリストの話 関係ねぇのか
– MC松島

さらにこちら。1バース目のラインが布石となり、最後にこのdisへと昇華・消化させていきます。

MCネームへのツッコミをスルーしていたadamでしたが、それが逆に仇となったかのような印象を受けますね。実際のところ大したやりとりでもないんですが、ここは松島の絡め取り方が上手かった。逆にadamの方は松島を相手にツッコミが足りていなかったということでもありそうですね。

10年やっててダークホース?
でもみんな踊ってないダンスホール
– adam

そしてラストのadam。そんな松島の仕掛けた空中戦にあくまでスキルでキャッチアップしようとするライン。上手く拾ってライミングで返してます。

おそらく技術点で言えばこのadamのアンサーが最も光っていたでしょう。問題なのは松島が最初から別の戦場で戦っていたということですね。

そしてキリスト教の話題に対しては着地の部分で「俺10年前キリストの学校行ってたからな」というアンサーで、これもオーディエンスを動かすには些かパンチ不足な感がいなめませんでした。

そんなわけで今回は松島の勝利。圧勝というよりも最後にadamが引っくり返せず、そのまま押し切られたという感じです。

adamは序盤優勢に進めていましたが、中盤で松島の空気に捕まってしまいました。そして後半でなまじ内容でアンサーしようとしたことが裏目に出た感じでしょうか。内容無視でスキルに全振りするという対応でもよかったかもしれません。

そして松島はさすが自らダークホースというだけあって、戦い方が上手いです。今回も「勝ちきった」というより「気づいたら勝っていた」といった展開だったのですが、個性とrapが立っていたのは明白に松島の方でした。

そのトリッキーなrapもオーディエンスの期待に応えた結果と考えれば、至極順当な勝敗だったという感じもしますね。

コメントを残す

名前 *
メールアドレス *
ウェブサイト

CAPTCHA