[UMB2018 CIY] 句潤 v.s. ムートン

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句潤 v.s. ムートン

UMB2018 CHOICE IS YOURS 1回戦 句潤 v.s. ムートン

今回はUMB2018 THE CHOICE IS YOURSからこちらの一戦を紹介します。このマッチアップヤバいです。

[句潤]

突き刺す 光らす

また目 光らす

また間出せるジタバタもすんな

俺が突き刺す 刃 軽く

日本刀 コイツ真っ二つ, Ahh

Yo yo yo yo yo, yeah

遊ぼう ずっと トントン拍子で

混沌 増してく世の中 一本microphone

俺が立つ 頂上の日本


[ムートン]

託生 句に句に潤う

俺なら鋭く 元々図太く

黒く 太く 凄く黒く

Bloody in da dirty

ノリが違ぇ 見てルーラ

運命 そしてコイツで首振らす

Wicked da door

リミッターは外した

Peeping da blow

kick in da door


[句潤]

そうだろ ノリ方 皆人それぞれ

ならまぁこのlifeで ラタタタタタ

弾丸 撃ち込む頭上のDOTAMA

俺がヤンガン run & gun, ah

俺はoriginal criminalよりcritical hit

Dance to da 要らねぇ motherfucker

あぁ いろいろあるんだよ

十人十色の人生 かかって来いやオラ


[ムートン]

OK 十人十色

俺のいる場所が中心の色

これがblack, yellow yellow

Black & yellow 消えろ 消えろ

Si, step over black

アンタより誰にもマネは出来ない

俺はこれは 鬼さんこちら

トリガー引いた 爆弾 乱射


[句潤]

真似ならしないんじゃなく

真似ならまったくしないんだよ

出来ないんじゃなく

なくなる 俺は丸くもなる

Paper, paper, chaser

俺ならカウンタック

変だ once againならワンダーランド

俺はなる 唸るぜgain

お前の頭上 black blackなrain

俺が打ち砕く このpassで


[ムートン]

打ち砕いてんな 乗っかったワンダーランド

乗せて上がったガンダーラ, yo yo yo

wickedでunderground

Life is wonder, under, fund of wonderland

他とは違うってとこ ただそれだけ一心

やっぱアンタとは楽しいぜ

お前らは無視 それが小峰の武士


[句潤]

俺も武士 またねpussyをクッシで巻き出す

口に突き刺す

突き刺していくpain like a again and again

ほら 外を見てみろ 出てる死兆星

Ha, ベロが回り出す

またdanceしだしてmic捌く yeah

俺がマイク砂漠のオアシス

句に潤う それがオアシスだよ, you know


[ムートン]

出てた死兆星

俺はケンシロウ そしてアーメンしろ

windで停止しろ 四季 静寂のトキ

句潤 潤う 決着の時

聖帝サウザー 十字陵

ぶつかった十字路 交差点

酒とアルコルが俺をまたこうさせる

抑揚を打っ壊せ

概要

8小節4本
勝者: なし(延長へ)

解説

UMB2018 CHOICE IS YOURS 1回戦 句潤 v.s. ムートン

今回はUMB2018 THE CHOICE IS YOURSからこちらの一戦を取り上げたいと思います。

さすが春選抜。人気投票でもなければここまで豪華な対戦は実現できなかったでしょう。

試合の内容ですが、これが予想通りのフロー対決になっていて、高い次元でビートキープしつつ、それぞれ遊びのあるrapを見せていく構図になってます。本当にレベルが高いです。

ちなみにこの二人、元々rapが聞き取りづらいことで有名なのですがこの試合もご多分に漏れず要所要所非常に聞き取りづらかったりします。

あぁ いろいろあるんだよ
十人十色の人生 かかって来いやオラ
– 句潤

ムートンも句潤もビートが与えらるだけで延々とrapし続けるだけのスタミナ・スキルがある前提で、リズムを止めてアンサーへ走ったのが先攻の句潤でした。

それまで気持ちよくビートキープしていたのですが、それを止めてなお「かかって来い」と地の口調で煽りにいってます。こういうところも変幻自在というか、自分のペースでrapできていることをよく物語ってますね。

OK 十人十色 俺のいる場所が中心の色
– ムートン

そしてそれに対してこのように返答するムートン。アンサーという意味ではそれほど突っ込まずに、相手へ投げかけるメッセージングと、気持ちよくビートに乗せるフローとが交互に訪れる感じです。

一旦返しては距離をとって自分のペースに巻き込んでいくヒットアンドアウェイのような格好になっています。そしてこの距離感がいい具合にムートンのrapを引き立たせていた印象です。

打ち砕いてんな 乗っかったワンダーランド
乗せて上がったガンダーラ
– ムートン

こちらは3バース目からムートン。これは句潤の「ワンダーランド」という単語に反応した際のラインでしたが、気持ちよくライミング含みのアンサーを返しています。

瞬発的な切り返しから得意の形に持って行ってるわけなんですが、こういうシーンを見るとムートンのスタミナの大きさを感じますね。

ただルーティーンの数が多いだけというわけではなく、出てきた単語に対して、広い引き出しの中から瞬時にアンサーを構築していく瞬発力が高くないとできない芸当です。

そしてムートンの日頃のスタイルがそれほど文脈の繋がりを重視していないため、フローさえまとまりがあればアンサーとして成立するという点も無視できないアドバンテージでしょう。

これが晋平太やGOLBYのようなスタイルであれば、アンサーに対してライミング+文脈という二重の制約が課せられるのですが、ムートンや句潤をはじめとしたフロー主体の戦術をとる場合には、ビートキープさえしていれば例え意味の断絶があってもそれらしくまとまるわけです。

そこへ綺麗にまとまったライミングや意味上のひねりが加わると威力が増すので、そういう意味では有利なスタイルと言えます。

そういう意味ではこの試合、完全にフローへ振り切っていたのが句潤の方で、ムートンは2つのモードを切り替え、フローに任せる部分とメッセージングに力を込める部分をスイッチしながら戦っていたような印象です。

句潤の方は耳に心地いいフローの連続で、緩急ありバイブスありで非常にクオリティーの高いrapが終始持続していた感じでした。

出てた死兆星
俺はケンシロウ そしてアーメンしろ
– ムートン

個人的に光っていたのはムートン終盤にのこのアンサーで、フローもハイクオリティながら、相手の言葉を拾って自分のテーマ・話題へとスムーズに転換していくあたりに総合的なスキルが垣間見えます。

この後に続くのは「聖帝サウザー」という北斗の拳の話題を引き継いだラインで、音韻的な技巧と同時に内容的にも楽しませてくれます。

総じて、フローを前面に出してフリーキーにパフォーマンスする句潤に対して、リズムキープ、フローの中で合間合間にライミングやアンサリングも上手く組み込むムートン、という構図だったのではないかと思います。

結果としては延長。どちらも自分のスタイルに忠実なパフォーマンスで、確かに甲乙つけがたい内容だったと思います。

[UMB2018 CIY] 句潤 v.s. ムートン” への4件のフィードバック

  1. 静寂のトキ←北斗の拳のトキ
    かな?と思いました笑笑違うかな笑笑

    • コメントありがとうございます!

      確かに、北斗の拳ネタの合間のラインなので十分ありそうです。ひとまずそのように表記するようしました!

      また、別の観点にはなりますが「静寂の時」というのはググったところ焼酎の銘柄で存在するらしく、当バースラストの酒の話題から考えるとその線も無くはないかな、と思い始めました(笑)

      なんにせよこの辺りの微妙な解釈の調整は難しいところですね!

  2. ひっぷほっぷ初心者

    最後のムートンの
    酒とアルコールは
    酒とアルコルだと思いますよ!
    アルコルは死兆星の異称なのでそう思いました!

    • ご指摘ありがとうございます!
      ググりました(笑) 確かにその方が前の北斗の拳の話題とも繋がりますね、感謝です!

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