[UMB2017 TCIY] adam v.s. D.D.S

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adam v.s. D.D.S

UMB2017 TCIY BEST32 adam v.s. D.D.S

今回はUMB2017 THE CHOICE IS YOURSからこちらのバトルを取り上げたいと思います。

[adam]

Yeah 2013のUMB予選から大舞台に登場

俺は常に進化して進歩する

みんなこの勢いについて来れっか?

最初から勢いぶっ飛ばし行くつもりだぜ

一回戦からスピード違反

まずこめかみ撃ち抜くからじっとしな


[D.D.S]

ハイハイ落ち着いてそのスピード違反

見てるのにオマエは震えてる

震えるライムが全然出ていない

それで何がスピード違反なの?

どこのスピード どこのヤツ

ヤンガン 俺止める 俺がガンガン

バンバン行く このまま 行く弾丸

ランタン 飛ばす この1バース


[adam]

スピードスピード言ってる割にやたら法定速度

Yeah rapで童貞卒業

まずはオマエはこの場で覚悟 決めてやれ

スピード どこのヤツ

宮崎から来たぜ 沖縄も知ってるぜ

帰って沖縄のヤツに言いな

「adamってヤツに負けちまった」ってな


[D.D.S]

落ち着け リンゴを食ってない

アダムとイヴ イヴがいないこのバカ

Rapで童貞卒業?

Rapする前からfuckしてるよ

Yo これが俺たちの違い

オマエはrapが無きゃ卒業できない

Rapあっても卒業できない

ここで何を隠そう 琉球代表


[adam]

Rapに卒業ってものは無くねぇ?

HipHop辞める気? D.D.S

まずは俺が天辺に付けたぜGPS

それでオマエを特定し撃ち抜くターゲット

抜けたぜ宮崎アーケード

これで余裕でオマエに完全勝利


[D.D.S]

オマエ今 宮崎とか言った

でも知らねぇオマエの出身地

核心得る俺のこの言葉の

数々 ますますこの言葉 吐かす

この歌詞で分からせる

俺ら「経験の違い」とか言っとく

俺の目見てこんな「ケンカしてる」とか言ってるのに

これ ブルってら

概要

8小節3本
勝者: なし(延長へ)

解説

UMB2017 TCIY BEST32 adam v.s. D.D.S

今回はUMB2017 THE CHOICE IS YOURSからこちらのバトルを取り上げたいと思います。

adam対DDS。世代を超えた地方対決で、まだ本選への出場経験がない若手MCのadamが2010ファイナリストのDDSと対峙する格好となりました。

まず先攻はadam。 1バース目は若手らしく勢いのある立ち上がりで、「この勢いについて来れっか?」「一回戦からスピード違反」とオーディエンスをうまく巻き込んで流れを作っていきます。

ラストの「じっとしな」では勢いを保ったままライミングで着地していて、先攻1本目としてはこれ以上ないスタートを切ったと言えるでしょう。

対して後攻のDDS。「震えるライムが全然出ていない」「それで何がスピード違反なの?」と切り返し、冒頭からadamの勢いを止めにかかります。

DDSはやはりファットな声質とフローが反則的にカッコいいですね。重ためのビートにも程よくフィットしていて、特に後半畳み掛けるように短い韻を連打していく場面はDDSらしいrapスタイルで迫力のあるrapになっています。

続くadamの2バース目。「スピードスピード言ってる割にやたら法定速度」とこちらもアンサーの調子が良く、内容面でしっかりと打ち返していきます。さらに「法定速度」から「童貞卒業」へのライミングもバッチリですね。ライミングテクニックとアンサーの力強さを十二分にアピールしています。

さらにバース後半の「帰って沖縄のヤツに言いな」の辺りも強めのラインで、コワモテのDDSに対して少しも動じずに言いたいことをぶちまけていて、勢いを味方につけた非常に素晴らしい戦い方になってます。

一方DDSの2バース目。adamのMCネームにかけて「リンゴを食ってないアダムとイヴ イヴがいないこのバカ」と文脈からフェードアウトしつつひねりの効いたアンサーで応戦。先の「童貞卒業」のラインを受け「(俺は)Rapする前からfuckしてるよ」と見事にカウンターを決めます。

やりとりの流れや対戦相手の名前、双方のキャラクターなど、すべてがこのラインに収束していくような見事な一手ではないかと思います。こちらも素晴らしい戦いぶりですね。

続くラインでも「オマエはrapが無きゃ卒業できない Rapあっても卒業できない」と、この話題でこれでもかと攻勢をかけていきます。

ここまでご覧の通り、この試合はシンプルなアンサーのぶつかり合いになっているのですが、両者のrapスタイルの差異を越えて非常に見応えのある展開になっています。

そして最後のバース、先攻のadam。「Rapに卒業ってものは無くねぇ? HipHop辞める気? D.D.S」と先のDDSのラインからトピックが移ります。ここはadamのミスリードから始まっているのですが、「DDS」「GPS」を始めとしたシンプルでストレートなライミングを乗せつつも、先述から続く勢いを持ち直しています。ここまではどちらが優勢か判断のつかない、かなり拮抗した展開です。

続く後攻のDDS。地元宮崎のrepを表明するadamに対して、「でも知らねぇオマエの出身地」と対抗。そしてこのバースはアンサーもそこそこにDDSらしい間の取り方やフローで流れをリセットしています。

若手でキャリアも浅く、また好青年風なキャラクターのadamに対して、バース後半では威圧的な言葉で優位を取りに行く内容になってます。

そんな感じのバトルでしたが結果はドロー。立ち上がりからどちらもアンサーが飛び交い、双方沸きどころとなるシーンも多く見られましたが、そのままの流れで勝負は延長戦へ持ち越されます。

このバトルは特に中盤の撃ち合いが面白く、どちらも見応えのあるアンサーを連発していました。特にDDS相手に一歩も退かずに攻め続けていたadamが素晴らしいと思います。

[UMB2017 TCIY] adam v.s. D.D.S” への2件のフィードバック

  1. adam vs ddsのビートの名前知りたいです!

    • > mc taka さん

      コメントありがとうございます!
      私もビート知りたいのですが、情報がなく、まだ分かってません!すみません!

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