[戦極MC BATTLE外伝 TOKYO NAIKA杯] 成 v.s. BASE

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成 v.s. BASE

戦極MC BATTLE外伝 TOKYO NAIKA杯 成 v.s. BASE

今回は戦極外伝のTOKYO NAIKA杯からこちらの一戦です。

[成]

タバコを使って デカい態度

そんなヤツにはマジで負けないよ

はっきり言って MCならさ

右手にマイク持つならば

タバコ吸うヒマなんてないだろ わかるだろ?

DJ回しとる時にサイドでタバコ吸いよるヤツがどこにいんだボケが

そういうことだぜ かかって来いよ


[BASE]

まぁ落ち着けって クソ若造

なに言ってっかわかんねぇよ

貫禄の差 月とスッポン

俺は吸い込む good beat

渋谷 でも関係ない 俺今日ファミリー探しに来たから

JCP 呂布カルマだけじゃねぇの証明するぜ


[成]

なにが月とスッポン?

オマエぶっ殺してここから突き落とすぞ

わかる? マジで韻も踏めないザコなら相手にならないぜ

腹掻いて have a nice day

アンタは全然相手になんないぜ

渋谷FAMILY 俺が相手だから

オマエはここで 死ぬのは確実


[BASE]

ゴメン 全然言ってることが分からない

つーか 誰かも知らない

俺の方が知ってんだよ JCP

上げてく経験値 get busy

俺の目は両目 rest in peace

死んでても殺せる

オマエの生半可なそんなメンタルじゃ

武装した俺には勝てねぇから

概要

8小節2本
勝者:

解説

戦極MC BATTLE外伝 TOKYO NAIKA杯 成 v.s. BASE

今回は戦極NAIKA杯からこちらの一戦を紹介します。

個人的には好きなバトルで、名古屋のBASE対長崎の成というマッチアップはもう普通にUMB本選クラスの顔ぶれですね。

それでは早速バトルの内容を見ていきましょう。先攻は成。「DJプレイのすぐ横でタバコを吸うな」という切り口でdisを展開していくのですが、この話題でバース丸々使っていますね。

いわゆるアティテュードを問うようなラインが並びますが、後半の「DJ回しとる時にサイドでタバコ吸いよるヤツが」の辺りは方言に乗せた上に語気も強く、インパクト十分です。

対して後攻はBASE。「落ち着け」「若造」と相手をいなすような切り返しから始まり、成のdisへ直接的にアンサーするようなことはせずに、「なに言ってるか分からない」とはぐらかしていきます。

また、中盤の「月とスッポン」「good beat」という部分などはビートに寄せた気持ちのいいラインで、ライミングスキルの点では成もかなりのMであるにも関わらず、スキルのアピールという面においてはBASEが一歩リードします。

そして試合後半。ようやく成もアンサーできるタイミングが来て「なにが月とスッポン?」「突き落とすぞ」と相手の言葉に対して器用に踏んだカウンターで挽回に努めます。

中盤の「全然相手になんないぜ」というラインまでの畳み掛けや、終盤の「FAMILY」「確実」に至るまで、無駄のない攻勢を見せていて、この8小節の短い間にありったけスキルを詰め込んでいるのがわかります。そして上手い。ここで一気に巻き返したと言っていいかもしれません。

続いてBASE、2バース目。「全然言ってることが分からない」と1バース目同様の受け方で、そこから自己紹介・セルフボースティング的なラインへ移行していきます。

とはいえこちらも「JCP」から連続でライミングを織り込んでいたり、成に対して内容ではなく形式の面ではよく対抗しているように感じます。BASEのフローは字面で表現される以上に気持ちいいです。

また、「死んでても殺せる」「武装した俺には勝てねぇから」など、耳に残るパンチライン級のラインも要所要所にあって「らしい」戦い方をしていますね。特に両目のくだりは個人的にお気に入りです。

そんな流れでバトルは終了しますが、結果判定で勝利したのは成で、どちらかというとスキルというよりはテンションや温度感で勢いづいた成が押し切ったような展開ではなかったかと思います。

冒頭にはMCとしての「職業倫理」を問うようなテーマのdisが展開されましたが、このバトルは部分的にはアスリートvsサグという態度に関する対立構造を見て取ることもできそうですね。楽しいスタイルウォーズだと思いますので見てない方は是非!

※ JCP

名古屋を中心に活動するクルー。

※ 呂布カルマ

名古屋のMCで、BASE同様JCP所属。

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