[戦極MC 第5章] JAG-ME v.s. 我妥力

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JAG-ME v.s. 我妥力

戦極MC BATTLE 第5章 JAG-ME v.s. 我妥力

今回は戦極の5章からこちらの一戦を紹介します。

[JAG-ME]

久々バトルで緊張 今夜は金土 通り越し日曜

一応 しっかり意思表示 道しるべになれるよう

予選ご苦労さん ここらでしっかり首狩るか

軽々やるさ やる奴 俺 JAG棒ME

まずはN.I.C.E. in a MIC


[我妥力]

全然伝わらねぇな 意思表示

俺の言葉 オマエ送っちゃう病院

なにがお疲れ様? 50人のMC 全員バカにした言葉

選抜MCならドカンと構えて欲しかった そんな感じだ

他力本願 じゃねぇさ言葉 スタンガン

衝撃を食らわす halla


[JAG-ME]

50人もバカにしたわけじゃないが

おおらかにない 何かが足りない

俺なら言葉で網羅 オーラ

いい音が俺にしっかり便乗

ピント 合ってんだぜきちんと

ガチンコ 身長差ねぇな

だけどスキルの差 こんくらい

わかるかな? お客さん don’t fly


[我妥力]

よくわからねぇな ピント

DJ RINDの言葉で探す いつものヒント

Rapやる真の集団

そんな努力は結果出してから言うさ

オマエは選抜もっとガシっとかましてこい

それが俺の意見だ

県外から来たのはリスペクト

俺も横浜 それは変わらねぇよ


[JAG-ME]

県外から来ただけでリスペクトしてくれるのなら

まぁ ありがとう

後でどうなってもいい その覚悟の1/50 楽勝

圧倒的なような的な言語で

後でmicrophoneのソード

そっと足して しっかりガイドしよう

これが俺なりのshow


[我妥力]

バッチリ刺さった言葉のソード

この現場もちろん論より証拠

オマエのrap フローはgood

俺は横浜ローカル 次どうなる?

マイク持ちゃとんがる僕

黒い機関車トーマスみてぇな感じ

いつでも言葉を飛ばす

そんな感じ 俺がもらった後攻から発信してくさ

概要

8小節3本
ビート: Shiro / Can We Talk
勝者: JAG-ME

解説

戦極MC BATTLE 第5章 JAG-ME v.s. 我妥力

今回は戦極第5章からこちらの一戦を取り上げたいと思います。個人的に大好きなJAG-MEのバトルです。

JAG-ME対我妥力。柔と剛の対決といった感じのマッチアップです。

まずは先攻のJAG-MEから。「日曜」「意思表示」と軽快なライミングとフローでさすがのクオリティのrapでスタートします。

早々に「JAG棒ME」のルーティーンも飛び出しつつ、最後まで気持ちのいいフローで通した1バースでした。文句なしの内容で立ち上がりとしてはホントに素晴らしいrapになってます。

対して後攻は我妥力。ちなみに読みは「ワタリ」です。

JAG-MEとは対照的に「全然伝わらねぇな意思表示」というラインを皮切りにこちらはメッセージで攻めていくスタイルで、ライミングを挟みつつも内容面で相手を打ち負かしていく感じです。

「なにがお疲れ様? 50人のMC全員バカにした言葉」というラインもインパクトが強く、JAG-MEと好対照をなすスタイルと内容で目を引きます。いいスタイルウォーズになりそうですね。

続いてJAG-MEの2バース目。「50人もバカにしたわけじゃないが」とアンサーを入れつつ「言葉で網羅 オーラ」と徐々にペースアップしてノった状態のフローになっていきます。

ライミングやフローの巧さだけではなく、声質や表情、体の動きなど、様々な要素があってJAG-MEのrapのかっこよさが成り立っている感じです。相手の我妥力が愚直なメッセージングをするスタイルあけに、JAG-MEのこの総合力は際立って映ります。

また、JAG-MEで言うとその次のバースで「県外から来ただけでリスペクトしてくれるのなら」というラインがありますが、この辺りも非常に彼らしい内容ですね。アンサーをするにはしているのですが、その切り返し方が非常にJAG-MEらしく、なんともカッコいいです。

ただし一方でJAG-ME、我妥力の双方ともに内容面で言うとやや脈略のない語彙の選び方をしている印象がありますが、主張の強い分だけメッセージについては我妥力にやや分がありそうです。一本気なスタイルと柔軟なフローという、rapに両MCのキャラクターが色濃く表れている感じですね。

そんなスタイルウォーズでしたが、結果的に勝ったのはJAG-MEで、やはり総合的なrapのクオリティが明暗を分けた模様ですね。

JAG-MEはビートも相手も状況も選ばず、いつどんな時でも自分のフロー、自分のrapを100%で表現できる点が非常に素晴らしいと思います。一方の我妥力もその濃密なパーソナリティーが十分に出ているrapで、両者の掛け合いが面白い一戦となっていたように思います。

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