[戦極第13章] 魅RIン v.s. CHICO CARLITO

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魅RIン v.s. CHICO CARLITO

戦極MC BATTLE 第13章 一回戦 魅RIン v.s. CHICO CARLITO

今回はこちら、戦極13章の一回戦第1試合を紹介したいと思います。

短いバトルですがRapのクオリティで言っても内容で言っても非常にすんばらしいバトルです。たぶんフリースタイルバトルを好きな人ほどこの一戦は楽しめるのではないでしょうか。

[魅RIン]

わかってねぇな わっかってねぇな

俺が今日は全員わからせに来たぜ

戦極13章 オマエらも楽しんでけこの瞬間を

俺は言葉の銃弾を撃ち抜き

1shot アンタにぶつける

言葉グルーヴ作りながらフローと魂

アンタにのみぶつけていくぜ


[CHICO CARLITO]

当たり前だろ 目の前には

俺しかいないんだから わかってねぇな

フリースタイルダンジョン

今参上 この場所

Microphone check it CHICO イイ感じ

見せつけるグルーヴ確実 yo

テキパキ決めるぜ 2015

今年の顔 だろ?


[魅RIン]

2015も依然重要

言葉のみで刻んで見せつけてく

明らかに違う乗せ方

また言葉グルーヴ作りながら

揺らしていく新潟から

俺はわざわざやってきた アンタ沖縄

俺はレペゼンNGT

目の前のCHICOさん rest in peace


[CHICO CARLITO]/strong>

Rest in peace

ワックなMC ケツにkiss

俺 オマエ

わざわざ新潟から来てるんだったら

じゃあ帰っていいよ

みんな その舞台に立つために来てる

地元背負って mic持って

抜けてきたぜフリースタイルダンジョン

概要

8小節2本
ビート: SKY-HI / Enter the Dangeon
勝者: CHICO CARLITO

解説

戦極MC BATTLE 第13章 一回戦 魅RIン v.s. CHICO CARLITO

このバトルは個人的にかなり気に入っています。

ビートは「Enter the Dangeon」。フリースタイルダンジョンの曲として誰もが知るところではないかと思います。ただしどちらもビート負けすることなく、逆に食ってしまうくらいの強いrapで、素晴らしい掛け合いを展開していきます。そして今勢いのあるCHICO CARLITOだけでなく、魅RIンのかっこよさにも改めて気づかされた一戦でもあります。

まず先攻は魅RIン。「わかってねぇな」と崇勲の楽曲をサンプリングするラインから始まり、声を張り上げてかなり力の入ったrapになっています。一回戦第一試合の初っ端がこれですから、ビートのチョイスと相まって会場も沸きに沸き上がります。

続いて後攻のCHICO CARLITO。「アンタにのみぶつけていくぜ」というラインへのアンサーとして、「当たり前だろ 目の前には俺しかいないんだから」という揚げ足を取りに行くようなラインで応戦。続けて「わかってねぇな」を重ねていくなど、嫌らしい切り返しを見せていてフローだけではないrapの展開スキルも見せてくれます。

また、魅RIンに呼応するようにこちらもいつも以上に声に力がこもった全力のrapという感じで、会場全体のバイブスも1バース目から熱を帯びていきます。

そして後半の2バース目。魅RIンは冒頭から押韻を持ってきますが、どちらかというと言葉の切り方、フローの部分にひねりを加えてリズムを作って行きます。

特に「明らかに違う乗せ方」の部分などは「あき/らかに/ちがう/のせかた」とビートキープしつつ言葉を短く刻んだrapになっています。言葉の意味と実際のフローがちゃんとシンクロしていて、即興でありつつも決して行き当たりばったりではなく、しっかりと脳内で練りながらバースを構成させていることがわかりますね。

また、バースの後半では「新潟からやってきた」と前置きした上で「NGT」「rest in peace」という着地。相手を攻撃しつつ上手くバースを締めていて、オーディエンスも上がっていました。ホント上手いです魅RIン。

一方後攻のCHICO CARLITO。「ケツにkiss」でうまく受けつつ「(新潟から来たなら)じゃあ帰っていいよ」としっかりと魅RIンの言葉を打ち返していきますが、よくキャラクターで出ている感じですね。

ちなみに「帰っていーーーよ!」と長音が3つ入るくらい伸ばしたラインはとてもインパクトがあり、こちらも会場を沸かせていました。このフレーズってなにか元ネタあるんですかね。

バースのラストも「抜けてきたぜ」と、ビートに絡めた新たなサンプリングでキレイなシメていて、こちらも全体として完成度の高いパフォーマンスになっていました。

ビートチョイスと両者のrapスキル、一回戦第一試合という中での会場の空気なども手伝って、何度も見返したくなるいいバトルになっっているんじゃないかと思います。

それで試合結果ですが、オーディエンスの判定によりCHICO CARLITOの勝利となりました。毎回こんなこと言ってる気がしますが、このバトルも8-2で終わらせるにはもったいないマッチアップですね。

そしてこのバトルではオーディエンスもかなりの盛り上がりを見せていましたが、後に続く他の試合や、この戦極13章の大会全体の盛り上がりもこの一戦に負うところが大きいのだと思います。

※ わかってねぇな わっかってねぇな

崇勲 / わかってねぇな

※ フリースタイルダンジョン

Abema TVにて放送中のTV番組。CHIO CARLITOはレギュラーとして出演している。

※ 今年の顔

同月に開催が予定されていたUMB2015決勝大会への出場が決まっていた。

※ 抜けてきたぜフリースタイルダンジョン

キングギドラ / フリースタイル・ダンジョンのリリックから。

[戦極第13章] 魅RIン v.s. CHICO CARLITO” への3件のフィードバック

  1. 名無しのソナタ

    この試合は何度も見すぎて全部覚えてしまいました。MCバトル史上最もオープニングマッチ「らしい」試合かもしれませんね。
    そして先行の魅リンの1バース目は1試合目の1バース目としてこれ以上無いほど素晴らしいです。

    • > 名無しのソナタさん

      コメントありがとうございますー
      まったく同感で、個々ラッパーのスキルやビートのチョイスなどが全てうまい具合に組み合わさっている感じですね。
      この試合の完成度の高さは奇跡的なマッチングの結果なのだと思ってます。

  2. リリックミス多すぎ、ちゃんと耳かっぽじって聴け

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