[戦極第11章] Rude-α v.s. KZ

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Rude-α v.s. KZ

戦極MC BATTLE 第11章 Rude-α v.s. KZ

戦極第11章からこちらの一戦を取り上げたいと思います。リクエスト頂いたRude-α対KZのバトルとなります。

[Rude-α]

BACEドイケン その次KZ

ガキが大人殺すところ見たくはないか?

Yeah 47都道府県 一番で上等

南から落とすぜ

だから言葉のハメ方

またまた見せるぜ 琉球のフロー

俺に勝つならば勝因探せ

こちとらかますぜ少林空手


[KZ]

ハハ ハハ ハハ

やっぱさっきのバトルネタ臭くねぇ?

今日は詰め込んでなくて 目立つ作戦

滑ってますって マジで下らねぇ

こんなMC 要らなくねぇ?

高校生rapって最初からビート

わかってて ネタ組んでるらしいや

ドイケン オマエの完全即興

コイツのMC マジ駄目やろ?


[Rude-α]

Yo 一言いわせろよ

高校生rapのやつがさ

LIVE呼ばれてんのに

オマエは呼ばれなくて それでいいのか?って

俺は今日もやってく このフリースタイル

いつもの通り燃やすぜ ネタ帳を

首切る like a そうだぜ 出刃包丁

Yeah バックパックには詰めてる

仲間の夢 意志 希望 すべて詰めてるぜ


[KZ]

ハイハイ コイツの出刃包丁

かなんか知らんけど全部 デマ情報やで

フライヤーのラスト見てみろ

KEN THE 390の前に梅田

わかるか イケてるプレイヤー

big up 戻ってきたぜ 大阪に

こんなザコ 殺してやるぜ泥棒

オマエの地獄のドアホン ピンポーン


[Rude-α]

オマエに今日から泥棒

言葉でマジ ハメる

オマエはホントにboom bye bye

オマエはホントにうっざいわい

ここらでオマエはウザい

わかるかオマエの疑い

すべて晴らして言葉でハメていこうか

KEN THE 390とか そんなんじゃないだろ

梅田の看板 なんでもいいぜ

相手がドイケン その次KZ

どうせならRとやらせろよ


[KZ]

はいクソ下らねぇ Rの名前

出せば上がると思ってる若造

ハメ方どうの メッキがはげてる

コイツのより俺の方が ah

わかるか どこのって適当にやるさ

どいつがイケてる? 噂のハスラー

People party 上げてく今日は

任せろ俺が 優勝だ

概要

8小節3本
勝者: KZ

解説

戦極MC BATTLE 第11章 Rude-α v.s. KZ

今回は関西で開催された戦極11章からこちらの一戦。地元梅田サイファーのKZ対、沖縄、高校生rap選手権出身のRude-αとのバトルです。

まず先攻はRude-αから。BACEやドイケンなど、他MCの名前を列挙しつつ、「ガキが大人殺すところ見たくはないか?」と冒頭からいい具合に会場を盛り上げます。

また、そこから中盤はややおとなしめでラストに「勝因探せ」「少林空手」という6音節の単語でライミングで着地するのですが、最初に即興性の高いラインが来て、ラストにストックから技巧的な押韻を持ってくる構成は言xTOTHEANSWERのスタイルにかなり似ていますね。高校生rap上がりのMCは大体こういうスタイルが多いだけなのかもしれません。

対するKZ、このスタイルに対して「ネタ臭くねぇ?」と返していきますが、こちらもさすが梅田サイファーのMCで、アンサーの内容に合わせて膨大なストックからうまくライミングを混ぜ込んでいきます。

ちなみに冒頭の「ハハ ハハ ハハ」というラインですが、同じく戦極第12章のGADORO戦でも見られましたが、KZのルーティーンと言っていいかもしれません。

そして後半の2バース目、「高校生がLIVE呼ばれてのにオマエは呼ばれなくてそれでいいのか?」とRude-α冒頭のラインですが、これが本試合一番のパンチラインではないかと思います。

梅田サイファーという有名クルーに属してキャリアも知名度もあるMCに対して、若手が容赦なくグサグサdisっていく、という感じで、若手バトルMCらしい戦い方に非常に好感が持てました。

KZは比較的好きなMCですが、個人的にはこのRude-αには拍手です。

ただしKZの方も負けてはおらず、「出刃包丁」から「デマ情報」とライミングで技巧的に返していくのですが、「LIVEアクトに呼ばれてない」と言われたことに対しての反論として、意味の上でもキレイに通っていてこれ以上望めないくらいのいいアンサーではないでしょうか。ここまで両者譲らずで非常に拮抗した展開をしている感じですね。

そんな中でバトルは3本目へ。Rude-αはここにきて「オマエはホントにboom bye bye」の辺りで倍速に言葉を落とし、ややラガっぽいフローへシフト。抜群のビートアプローチを見せていきます。高校生上がりと甘く見ていましたが、この試合終盤で底力を発揮していて驚かされました。

それでも後攻のKZは「どうせならRとやらせろ」というラインに対して「Rの名前出せば上がると思ってる若造」と冷静に切り返していき、こちらもサイファー仕込みの非常に安定した基礎体力が伺えます。

客席を向いて「どいつがイケてる?」や「任せろ俺が優勝だ」といったオーディエンスに問いかけるようなrapで、ジワジワと会場を味方につけていきました。

そしてフタを開けてみれば判定によりKZの勝利で、要所要所の瞬発力はRude-αが優勢なように見えましたが、粘り強いアンサーと会場のオーディエンスへの内容のわかりやすさ、そして後攻というアドバンテージなど、いくつかの要因が重なった上での僅差の勝利という感じでしょうか。

いずれにせよどちらのパフォーマンスも良く、面白い展開の戦いとなっていました。11章も面白いバトルが多いですね。

※ BACE

名古屋JCP所属のMCで、同大会出場。

※ ドイケン

大阪で活動するMCで、梅田サイファー所属。同大会出場。

※ 高校生rap

BAZOOKA!!!高校生RAP選手権。BSスカパー「BAZOOKA!!!」内で放送される高校生によるMCバトルのコーナー。

※ KEN THE 390

東京で活動するMCで、DREAM BOY代表。同大会にも出場。

※ 梅田

梅田サイファー。KZの他R-指定やふぁんくらを擁するサイファーグループで、音源制作なども行っている。

[戦極第11章] Rude-α v.s. KZ” への3件のフィードバック

  1. 呂布カリマ

    ありがとうございます(^^)

  2. にわかファン

    ACEではなくBASEじゃないでしょうか。
    確か一回戦でBASEと当たってRude-αが勝っていたと思います。
    記憶違いだったらすいません。

    • > にわかファンさん

      コメントありがとうございます!
      ご指摘頂いた箇所を修正させてもらいましたー

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